ノンデタベテウタッテ飛んで、またノンデ。香港他アジア近辺でのキャメロンライフをご紹介していきたいと思ってます。


by dragonsommelier
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女3人で4本空けた。しかも4本目が!!!

バレンタインデーを2日ほど過ぎたある晩9時過ぎ、某日系航空会社客室乗務員、
当時香港に語学留学中のSっつんから、電話があった。

「何してるの~?」 「飲んでる。」   
「一人で?」  「うん、飲みに来る?」
「ほんとにぃ~いいの~?」

ということで、5分後に彼女は家に来た。私はもう1本目をそろそろ終える頃だったので、
2本目を彼女のために開けた。話がはずんだ。

2本目もそろそろ終える頃、某香港系航空会社客室乗務員Nちゃんから電話。

「私もジョインしていいですかぁ~?」その10分後に彼女が現れた。3本目を開けた。

女3人集まるとガールズトークといえばお決まり。話題は結婚と恋愛について。
もうすぐ2年間の留学を終えて、2週間後には香港に彼氏をおいて日本に帰国しなければならないSっつんは、彼とのこれからのことがかなり心配な様子。かなり飲んだ。そうこうしているうちに、いつものように私は眠た~くなり、ハッと目が覚めると翌日。仕事だ!かなり二日酔いのまま出勤した。

「あぁ~また皆んなを見送らないまま寝ちゃった~。」

仕事も終わる頃、Nちゃんに詫びをいれるため電話した。

「昨日はごめんね。先に寝ちゃって。しかもきれいに片付けていってくれてありがとう。」

Nちゃんは、いつも周りに気を配り、必ず飲んだ後のグラスをきちんと洗っていってくれる、とってもできた人。ワインの勉強も一緒にしてきたいわば同志。

その彼女が言った。

「昨日、カロンセギュール97年開けたの覚えてます?」 「・・・・・・・。」

かなりショックだった。私が開けたのか(いやそんなはずはない!)

「すごくおいしかったですぅ~♪」 えっ、私も飲んだのか?覚えていない。

「まだ残ってますよぉ~。セラーにコルクをして戻しましたぁ~。あっ、でも一日たってるから香りも変わっちゃってるか。あはっ♪」

これほどにも、私は人を憎んだことはない

すぐさまSっつんに電話。

「昨日セギュール開けたの覚えてる?」 「うん。」
「味どうだった?」 「えっ?えっとぉ・・・えっとぉ・・・・。」

とてもいいにくそうにでもはっきりと彼女は言い放った。

赤ワインの味がした・・・。」

殺す。殺す。絶対に殺してやる~。なんでなんで3本も開けちゃって、ワインだか焼酎だかもわかんなくなっちゃってる4本目にセギュールを開けなきゃいけない。

しかも、私のセラーには12本ものワインが入っていた。なのに、なのに、なんでワインを愛好してやまないNちゃんに、中でも一番いいワインを開けられちゃったのか。あのセギュールは、将来彼氏ができた時に、2人で愛を語るべくグラスを傾けチン♪なんてして乾杯するはずのものだった。夢が一瞬のうちに音をたてて崩れていった。崖から突き落とされたそんな気分だった。

その翌日、Nちゃんが申し訳なさそうに「カロンセギュール96年」を持ってきてくれた。
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Nちゃん、Sっつん、ごめんね。97年が96年にかわってかなり値がはったことでしょう。でもね。セギュール開けられちゃったときには、ほんとに落ち込んだの。なんかいやな予感がふっと頭をよぎったの。また失恋しちゃうかも?って。でもね、私もゲンキンなものでやっとふっきれたわ。だって、セラーを開ける度にまたセギュールに会えるんだもの。家に飲みにくる皆んな、セラーの2段目だけはやめて。それは特別な人と愛を語るためだけに味わいたいものなの。Nちゃん、Sっつん、あの時は本気で怒ってごめん。また飲もうね。2段目以外のワインで。
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by dragonsommelier | 2005-03-17 14:50 | マイフレンドについて