ノンデタベテウタッテ飛んで、またノンデ。香港他アジア近辺でのキャメロンライフをご紹介していきたいと思ってます。


by dragonsommelier
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夜な夜な三国首脳会談

とはいっても、単なる宅飲み。久しぶりに同期R蔵から電話だ。どうやらジャスコに買い物に来るらしいので、その帰りにせっかくだから家でご飯でも食べてかない?ということになった。

R蔵とは11年来の古いフル~イ付き合い。私の過去すべてを知っている大親友。もしなんかあったら(っていったいなにがあるんだ?)一番に彼女のお口をチャックだ。それと3日に1回は私の家に電話して生存を確認して下さいとお願いもしている。だって、彼もいない私、一人部屋で干からびてミイラにでもなってたらどうする。

「3x歳女性、独身。某香港系航空会社D社勤務客室乗務員。連絡がつかずおかしく思ったアパートの管理人が部屋を開け、死後1週間はたったと見られる腐乱死体をベッドの中で発見。」

なんてことになったらあまりにも可哀想ではないか。電話をお願いしている友人は他に2人ほどいるので、毎日誰かからは電話がかかってくる計算だ。

R蔵は今年1月23日に1歳年上の香港駐在員K氏と電撃結婚をした。2人が出会ったのは去年の3月末、2ヵ月後には彼からのプロポーズを受け、9月にはご両親に挨拶をしに日本へ行き、12月から同居を始め、今年1月に結婚した。出会ってから結婚まで1年も経っていない。結婚してからは、何度か殴り合い(?)の喧嘩もしたらしいが今は落ち着いているようだ。それはそうだろう。30年間環境の違う家庭で育ってきた大人2人が突然結婚して、生活リズムから食生活、その他もろもろすべてをすぐにスムーズ合わせていける方がおかしい。

もう一人の今夜の主役。某香港系航空会社C社客室乗務員ヤイコは私の倹約家な元彼から3年前に紹介され、同じビルの上と下に住んでいたこともあり急速に仲良くなった。今では彼女なしには香港では生きていけないと思うほどの大親友だ。彼女も昨年ソムリエ試験に合格。去年の今頃はまだカベルネソービニョンって赤?白?AOCってなんて意味?なんて聞いていた。その彼女も今は次の世代を担うC社のソムリエ候補生達にテイスティングを教えている。

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8時ごろから飲みが始まった。それぞれが赤ワイン一本を持参してきた。(今日はセラーの2段目は大丈夫そうだ。)メインはカルボナーラ。(これはほりけんにもレシピを送った簡単メニュー。)私達は本当によく飲むので実際問題メインなんかいらない。メインはワイン。R蔵なんて昔ジャックダニエルを一本一人で空けた女。しかもバーボンをコーラで割るのではなく、コーラをバーボンで割る。そして一度吐いてすっきりしてからまた入れなおすツワモノだ。ヤイコは私以上にワインを水のように飲み、泡盛も大好物だ。

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本日の話題は、私とヤイコの最近の恋愛事情とその展開。私達も早く電撃結婚した~い!そしてR蔵のように余裕でオンナの恋愛話に耳を傾け「子供をつくりたいなぁ~。」なんてワンステップ先の話をしてみたいなと思う。私の場合、子供の話よりまずは彼だろ!というところから始まる。ヤイコと今日の首脳会談で決定した事項がひとつある。

「お互いに彼氏ができたら、2人で『Le Petit Mouton de Mouton Rothschild』(Chateau Mouton-Rothschildのセカンドワイン)で乾杯しようね。」

今、ふっと思ったのだが、こういう話をオトコが聞いたらちょっと引く?

どうやらワインの味がわからない男と飲むよりは、味のわかる女友達と乾杯したいということらしい。でも、2人同時に彼氏をつくるのはかなりの技を要するように思う。それか、早くできた方が待たなければならない。どれくらい待つのか?あるいは待たせることになるのか?あ~神様~どうか。私達にMr. Right を同時にお与え下さいませ。

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オトコをつくるってほんと難しい。天からドバドバ降ってくるか、温泉のように地下からブクブク湧き上がってきたりしないものだろうか?

オンナ3国首脳会談は夜中2時ごろまで続いた・・・。
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# by dragonsommelier | 2005-03-24 14:59 | マイフレンドについて
上海駐在員某大手日本企業J○C社に勤めるH氏に会うのは、2年ぶりだ。ホテルのロビーで7時に待ち合わせ、現れたH氏は髪型を少し変えていた。

「ちょっと福山雅治風にパーマをかけてみたんだけど・・・。」とちょっぴり西川のりお似の(失礼!)H氏が言った。紺のスーツを身にまとい、どこから見てもリッチなエリートジャパニーズビジネスマン、「もちろん素敵です。とっても。」

H氏は上海駐在の前は香港駐在7年。すごくお世話になった。私にとっては兄貴的な存在、唯一私のことを「ちゃん」づけで呼んでくれる貴重な存在だ。一番最初に会ったのは何を隠そう合コンだ。既婚者のH氏とここまで長くお付き合いできたのは、話題に事欠かないおもしろいネタをいつもお持ちで、恋愛に関していつも的確なアドバイスをしてくれるのもそうだが、一番に二人の間にオトコとオンナのいわゆるリンリニハンシタヤマシイ関係がなかったから(?)だとも思う。

「今日は、ちょっと考えてるとこあるんだけど・・・。外灘(ホイタン)には行った事ある?」

ちょうど10年程前、この仕事を始めたばかりの頃、彼が3ヶ月程上海に仕事でいたこともあって、何度か香港から上海に通っていたことがある。二人で一緒に歩いたあの海沿いの夜景のきれいなとこか・・・・なんかイタイな

「ほんとですか?久しぶりにあの夜景を見てみたいなぁと思っていたんです。」

10年ぶりに見るあの夜景はどう変わっているんだろう・・・なんかわくわくして来た。

タクシーに乗り込み、常宿にしているMayfair Hotelから15分。Oriental Pearl TV Towerが突然目の前に現れたかと思うと、あのすばらしい外灘の夜景が目の前に広がった。

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「素敵。素敵すぎる。(H氏どうもありがとう!)」「あっそういえば、和平飯店で昔彼とご飯食べたことあります。」美し過ぎる情景を前にしたことで、彼とのいろいろな思い出が蘇る。やめとこ。これ以上思い出すのは、イタすぎる。

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「キャメロン(何度も言うが私の事)、ココ。ココ。」 
リフトに乗り込んだ。

「チーン。」ドアが開いた。

「素敵。素敵すぎます・・・。」

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そこは上海料理のお店。店構えがなんとも素敵。壁一面が真赤にペイントされ、そこに彫られたブルーのドレスを来た女性が間接照明でぼーっと浮き上がっている。

蘭の花が飾られオリエンタルな雰囲気を醸しだしている。お店の人に案内され中に入ると、大きな廊下のつきあたりに天井から床まで届くほどの大きなシャンデリア。溜息。
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私達はコース料理を頼むことにした。前菜は2種類、メインがなんと5種類にデザートが1種類。メインにシーフードが多かったので、イタリアの白ワインシャルドネを注文した。

こんなにたくさん食べれるのかとも思ったが、お料理はすべて可愛らしい器に少しづつ盛られ、上海料理ではあるが、なんだかフレンチのような見せ方。テイストは日本料理っぽい感じもする。おいしいおいしすぎる! また選んだワインが最高に合う。窓の外は、TV Pearl Tower が見えた。

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今までお客様に、「上海で何かお薦めのレストランはありますか?」と聞かれても、「新天地に行かれてはどうでしょう?」(それはレストランではなくてエリアだろう。)といった馬鹿な答え方しかできなかった。

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そこでだ。今度は胸を張って答えよう!ぜひココをお薦めします。場所は・・・

Whampoa Club
No.3 The Bund 5th Floor 3
Zhong Shan Dong Yi Road
Shanghai 200002 China
Tel: (86)21-6321-3737, Fax: (86)21-6329-1003
E-mail: wclubreservations@on-the-bund.com
Whampoa Club のホームページはココ。

H氏との楽しいおしゃべりは10時半頃まで続き、2年間のブランクもあっという間にアップデートされた。(というのも、キャメロンこの2年間あまり恋愛というものをしてこなかったせい?)あ、ひとつH氏に言っておきたいことがある。私の元彼を貧乏性の彼と呼ぶのはやめてください。あくまでも倹約家な彼と呼んでね。

また、次に会う時までには、浮いた話のひとつでもしてみたい。今度はそうだな・・・。もうひとつ有名だという同じビル内にあるフレンチレストラン「Jean Georges」に行きたいな。ほんとに素敵な上海外灘の夜をありがとう。
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いつもは、ホテルで寝つきの悪い私がものの5分で眠りについた。

それにしてもおいしかったな・・・・。
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# by dragonsommelier | 2005-03-23 09:13 | オススメの場所について
d0005381_16543836.jpg最近お友達になった堀ケンことK君から、SMSでなんかおいしいレシピ教えて下さいとメッセージが入った。男が料理か~そんなたいしたもん作れないだろうな~と思いいろいろ考えた末、気軽にできるレシピを5品ほど教えた。今日はその中のもっとも簡単なジャスコで見つけた不思議なお野菜(なんだかネバネバ系のモロヘイヤみたいな食感で身体によさそうな感じ。)を使って、チャカチャチャチャチャチャン♪チャカチャチャチャチャチャン♪おひたしを作ってみよう!

材料: 不思議な紫色のお野菜 1袋、 めんつゆ 大さじ 5(ある意味適当)、 
     砂糖 大さじ 1、 みりん 大さじ 2、 ごま 少々、 セサミオイル 少々

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作り方:
1. 大きなお鍋にたっぷり水を入れ、沸騰したら野菜を入れ3分程茹でます。

2.茹で上がったらざるにあげ、水で洗いよく絞ります。

3.つゆを作ります。ボールにめんつゆ、砂糖、みりん、セサミオイルをいれよく混ぜまます。

4.絞ったお野菜を、3.のボールにいれよくまぜ冷蔵庫に冷えるまで入れておく。あとは食べやすい大きさに切ってごまをふりかけてできあがり。

アドバイス:野菜を茹でた後、水で洗いますが、まだ少しあったかいな~くらいにつゆにつけこむと味がしみておいしいと思います。どうぞお試しあれ!
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# by dragonsommelier | 2005-03-20 17:06 | グルメについて

大好物 Blind Boys!

最近ある友人Mケリーに誘われ、Blind Boysのコンサートに行った。

今、香港は2月17から3月末まで、香港芸術節 Hong Kong Arts Festival と銘打って、世界各国から様々なジャンルのアーティストがやってきて、Hong Kong Caltural Center や City Hall でコンサートをやっている。オーケストラ、中国歌劇団、サーカス、バレエなど等々ほとんど毎日のように、何かが催されているらしい。

Blind BoysはMケリーに連れて行ってもらうまで、どんなグループかも知らなかった。
黒人7人組(その時代ごとにメンバーも変わってきている。)のゴスペルを歌うバンドだ。彼らがこれまでに発表してきたアルバムは、何度かグラミー賞を受賞したこともあるのだそうだ。

せっかく聞きに行くのに何も知らなくては、恥ずかしいとHMVに彼らのアルバムを買いに行った。やっと見つけたBlind Boysの棚には1種類のアルバムしか置かれていなかった。
「Praying Time」というタイトルのアルバムを買い、家で早速聞いてみるとなかなかよい。
この感じにあうのは、ワインを片手にというよりは、やはりバーボンだなと思った。

コンサートが始まった。ステージの奥から、拍手とともにBlind Boys の登場。みんなショッキングピンクのスーツだ。かっこいい。その中の一人はもう80歳は超えるんじゃないかと思えるくらいのヨボヨボのオジイチャンだ。大丈夫だろうか?

一曲目が始まると・・・もう私はBlind Boysのファンになっていた。すごく厚みのあるハモリとバランス。どっから声出してるのかというほどの声量。身体いっぱいでリズムをとり、心にズカズカっとしかもふぁぁぁぁっとしみてくる。3曲目ですでにみんなスタンディングオベイション!総立ちで拍手を彼らに送っていた。

一番すごかったのは、メインボーカルのJimmyちゃん(80歳は超えてるんじゃないかというよぼよぼのオジイチャン。)は目も見えないのに、客席におり(メンバーの一人に連れられてはいたが)会場をグルッと一周りしながら、みんなのすぐ目の前ですばらしいソプラノの声を響かせた。

なんかいいよな~。心が洗われる感じ。久しぶりにいいものを聞かせてもらったよ~。なんか明日からまた頑張ろ!っていう元気をもらったよ。ほんとに。

その後は、興奮も覚めやらず、MケリーとIFCの「Cusine Cusine」でシャンパンで乾杯!ここもまたKowloonサイドの夜景が一望でき、みんなにも一度は行ってみてほしいナイトスポットです。

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みんなも機会があったら、ぜひ彼らの歌声を聞いてみて。3月15日に新しいアルバム「Atom
Bomb」
というのがリリースされたそうなのでぜひ買ってみよう。でもHMVにはないんだろうな・・・。やっぱりAmazon.comで買うしかないな。

Blind Boys 公式サイトはこちら!
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# by dragonsommelier | 2005-03-20 02:31 | 音楽について
またもや、某日系航空会社客室乗務員Sっつんからのお誘い。

「キャメロンさぁ(ごめん私の事)、来週の土曜日、アップルデイリー(新聞社)の記者の集まりがあってさぁ・・・・中国式お正月のパーティーらしいんだけど行かない?」

「もちろん、いくでしょやっぱ。」

「なんかドレスコードがあって中国式って書いてあるから、チャイナドレスとかでいく?」

「もちろんでしょ!」

私はとてもその日が来るのを楽しみにしていた。

なんかプレスとかいっぱい集まってて、カクテルパーティーみたいな感じで、写真とかバシバシ撮られちゃって、「ヤップンレンロイシユウチェ(日本から来たうつくしい女性)」なんて記事になってアップルデイリーに載っちゃったらどうしよう!

当日待ち合わせの2時間前くらいから、髪をアップにし、ガードルでお腹をしめつけ、着たさチャイナドレス。もうパーフェクトな装い。

Sっつん曰く、場所はモンコックのとあるビル(?)おかしいなとは思っていた。

的士(タクシー)でそのビルの前まで乗り付けると、Sっつんが指差した先はすんごいすんごいさびれたまるで香港映画にでてくるようなきったな~いビル。ありえない。ぜったいにありえない。でも住所は確かにココだ。

コンクリートでできた階段はほどんど直角に傾斜。幅でいうと1mにも満たないせまい階段を上がっていった。どこまで上がっていくんだか。息がほとほと切れかけた時着いた!

「外かよ!」

なんで外なんだよ。ココまで苦労して上ってきたのに!

悪夢だ!まさしく悪夢だった!

着飾った私達とは対照的に20人くらいのジーンズにセーターでぬくぬくした香港人たちがバーベキューをするべく炭に火をつけパタパタあおいでいた。

ありえない。

もともとSっつんを誘ったのは、今ディズニーランドを建設している大手建設会社T社のO氏と某香港旅行会社勤務のH氏だったらしい。

同じ日本人同士でも言葉の行き違いというものはあるものだ。なんでバーベキューなんだ。

私はH氏の腕をバシバシ叩き、「うっそや~ん!」を連発するしかなかった。

Sっつんも「キャメロンごめ~ん!」の連発。

その後、私達はそそくさとまた20分かけて来た道のりをまた的士で戻り、ジーンズに着替え、バーベキューにその後参加した。

でも、香港式のバーベキューというのはなんであんなに要領が悪いんだろ。二つ股の鉄でできた串みたいのに2本しかソーセージさせなくて、じっくりじっくり15分程かけて焼いて、それで食べたと思ったら、また串にさして・・・。2本づつ焼いてたらいつになったらお腹いっぱいになれるんだ?手はだるくなってくるし、下の網に串を置こうとしたら「汚いからずっと持っとかんと!」って、なんでやねん!

Sっつんが帰る前の2週間ほんといいネタができた。
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# by dragonsommelier | 2005-03-17 18:07 | マイフレンドについて
バレンタインデーを2日ほど過ぎたある晩9時過ぎ、某日系航空会社客室乗務員、
当時香港に語学留学中のSっつんから、電話があった。

「何してるの~?」 「飲んでる。」   
「一人で?」  「うん、飲みに来る?」
「ほんとにぃ~いいの~?」

ということで、5分後に彼女は家に来た。私はもう1本目をそろそろ終える頃だったので、
2本目を彼女のために開けた。話がはずんだ。

2本目もそろそろ終える頃、某香港系航空会社客室乗務員Nちゃんから電話。

「私もジョインしていいですかぁ~?」その10分後に彼女が現れた。3本目を開けた。

女3人集まるとガールズトークといえばお決まり。話題は結婚と恋愛について。
もうすぐ2年間の留学を終えて、2週間後には香港に彼氏をおいて日本に帰国しなければならないSっつんは、彼とのこれからのことがかなり心配な様子。かなり飲んだ。そうこうしているうちに、いつものように私は眠た~くなり、ハッと目が覚めると翌日。仕事だ!かなり二日酔いのまま出勤した。

「あぁ~また皆んなを見送らないまま寝ちゃった~。」

仕事も終わる頃、Nちゃんに詫びをいれるため電話した。

「昨日はごめんね。先に寝ちゃって。しかもきれいに片付けていってくれてありがとう。」

Nちゃんは、いつも周りに気を配り、必ず飲んだ後のグラスをきちんと洗っていってくれる、とってもできた人。ワインの勉強も一緒にしてきたいわば同志。

その彼女が言った。

「昨日、カロンセギュール97年開けたの覚えてます?」 「・・・・・・・。」

かなりショックだった。私が開けたのか(いやそんなはずはない!)

「すごくおいしかったですぅ~♪」 えっ、私も飲んだのか?覚えていない。

「まだ残ってますよぉ~。セラーにコルクをして戻しましたぁ~。あっ、でも一日たってるから香りも変わっちゃってるか。あはっ♪」

これほどにも、私は人を憎んだことはない

すぐさまSっつんに電話。

「昨日セギュール開けたの覚えてる?」 「うん。」
「味どうだった?」 「えっ?えっとぉ・・・えっとぉ・・・・。」

とてもいいにくそうにでもはっきりと彼女は言い放った。

赤ワインの味がした・・・。」

殺す。殺す。絶対に殺してやる~。なんでなんで3本も開けちゃって、ワインだか焼酎だかもわかんなくなっちゃってる4本目にセギュールを開けなきゃいけない。

しかも、私のセラーには12本ものワインが入っていた。なのに、なのに、なんでワインを愛好してやまないNちゃんに、中でも一番いいワインを開けられちゃったのか。あのセギュールは、将来彼氏ができた時に、2人で愛を語るべくグラスを傾けチン♪なんてして乾杯するはずのものだった。夢が一瞬のうちに音をたてて崩れていった。崖から突き落とされたそんな気分だった。

その翌日、Nちゃんが申し訳なさそうに「カロンセギュール96年」を持ってきてくれた。
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Nちゃん、Sっつん、ごめんね。97年が96年にかわってかなり値がはったことでしょう。でもね。セギュール開けられちゃったときには、ほんとに落ち込んだの。なんかいやな予感がふっと頭をよぎったの。また失恋しちゃうかも?って。でもね、私もゲンキンなものでやっとふっきれたわ。だって、セラーを開ける度にまたセギュールに会えるんだもの。家に飲みにくる皆んな、セラーの2段目だけはやめて。それは特別な人と愛を語るためだけに味わいたいものなの。Nちゃん、Sっつん、あの時は本気で怒ってごめん。また飲もうね。2段目以外のワインで。
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# by dragonsommelier | 2005-03-17 14:50 | マイフレンドについて