ノンデタベテウタッテ飛んで、またノンデ。香港他アジア近辺でのキャメロンライフをご紹介していきたいと思ってます。


by dragonsommelier
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皆んなゴメンね。

今日、仕事で泣いてしまった

先週の土曜日。フランス語の授業を受けていた時に、ホワイトボードの字が
急にぼやけて見えなくなり、同時に左目に激痛、近くのクィーンエリザベス病院の
救急に行きました。

みるみるうちに私の左目は倍に腫れ、診断の結果、目の表面にたくさん傷が
あるとのこと。原因はコンタクトレンズによってできた傷ではないかとのこと。
完治するまで、2、3週間かかると言われました。

月曜日になっても腫れと痛みがとれす、教官になってから7年。
初めて仕事を休み、授業を他の人に代わってもらいました。

火曜日、水曜日は絶対に他の人には代わってもらえない(代わってもらいたくない)、
先週から6日間トレーニングしてきた12人の、パーサーへの昇進がかかった
ゲスト10人を招いての最終実施試験。もちろん、無理をしても行きました。

でも、水曜日。突然同僚の教官が病欠。上司の指示で、自分のクラスは上司が
担当、急遽私は代役で新人のクラスを教えることになりました。

教えてる間も、痛くて痛くて、目も開けられない、涙はでてくる。
なんとか一日を終えましたが、もし明日もこの授業を引き続きしなければ
いけないのなら休ませてもらおうと帰宅してから上司に電話。

上司は、「大丈夫よ、彼女明日は出勤できるらしいから、キャメロンは
明日はアシストしてくれるだけでいいからね。」と言ってくれ、だったら
後もう一日だけ、頑張れるかなと思い今朝はいつものバスに乗り出勤。

そこで、突然の上司からのメッセージ。

「ごめんなさい。彼女今日も病欠したから、引き続き、
彼女のクラスをやってくれないかしら・・・?」




私がこれまで教官、フライトをしてきて・・・・どんなにつらくても、
気分が悪くても、熱があっても、いったん仕事をすると決めたら、
完璧に仕事をする。言い訳はしない。でなかったら、仕事を休め。
これが私の仕事をする上での信条だった。

少し考えてから、上司にメッセージをいれた。

「無理です。私がメインでの授業は、とても無理です。」

会社につくと、その上司にアシストの子が二人呼ばれていた。
 
上司: 「キャメロン、大丈夫?やれる?」

それだけのプレッシャーがあったら「NO!」と言える訳がない。

私:「やれるだけやってみるから、今日の授業の打ち合わせをしましょう。」

アシストの子を呼んだ。

でも、この一言が私の琴線に触れてしまった。

上司:「あらっ?あなたの目。昨日より良くなってない?」

私:「・・・・・・。」

後一日、後もう一日頑張れば休める。自分の授業が終わる。
そう思ってなんとか頑張ってきた。それどころか、同僚が病欠で彼女の授業までやり・・・
どこを探したら、目を閉じたまま、涙を流しながら、訓練生の同情をかいながら、
授業をする教官がいる。

それだけでも、プロとしてとても恥ずかしいことだったのに・・・。

悔しくて、泣いてはいけないと思ったが、抑えていた感情が一挙に爆発してしまった。

「大丈夫そうに見えるだと?化粧をしていったのは、この腫れを隠すため。
私だって、できないもんはできないんだ!」

3人のアシストがついた。皆んな、「指示してくれたら、ちゃんとやれるから
なんでもいってね。続けられないと思った時はいつでも代われるように、
私達も頑張るから。」そういって心配されることさえも申し訳なかった。

皆んなが見事なアシストをしてくれたおかげで、午前中の授業を無事終えることができた。
アシストの子達もなんとか慣れてきて、午後からは自分達でもなんとかできそうだと
言ってくれた。

そのことを上司に告げると、
「キャメロン、あなたも怪我をしてるのに無理させて悪かったわね。
午後からは、私が行くわ。もう帰っていいわよ。」

教官になってから、どんなことがあっても自分の授業に穴をあけることはなかった。
今回は同僚がするはずだった代役の授業だったけど、同じチームで働いていれば当然、
助け合って代わりに授業にでるのは当たり前のことだ。

自分が担当していたパーサー昇進のクラスも途中で上司に代わり、
代役としてでた新人のクラスも二日目で上司に代わり、どちらも
中途半端なままに終わってしまった。

帰りのバス。悔しくて、情けなくて、涙が出た。目がもっともっと痛んだ。

明日から、2週間。フライトのはずだったけど、飛べない。

治るまでいったいどれくらいかかるんだろう。


明日また、病院に行ってきます。
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by dragonsommelier | 2006-05-25 23:01 | 仕事について